富山写真語 万華鏡 富山の技

 

ふるさと開発研究所 風間耕司氏より ごあいさつ

 謹啓 皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
ふるさと富山の「いま」にこだわり、過去から未来を見つめる月刊誌『富山写真語万華鏡』。「視点を変えれば万華鏡のようにさまざまな富山が見える」とお思いから創刊し、富山の知られざる魅力を紹介し、次世代に残すべく、誌齢を重ねてまいりました。毎号、ひとつのテーマを取り上げ、そのテーマにふさわしい執筆者(語り部)の方々にお願いしながら、写真と文で記録するこの出版活動は、これまで多くの方々のご支援をいただき、おかげさまで既刊は302号(令和元年7月現在)となりました。
本誌は書店販売を行っていないため、一般の方の目にはなかなか触れる機会がありませんが、このたび既刊のすべてを網羅する出版目録を作成いたしました。足元の宝、忘れがちなふるさとの価値を再発見するための試みをこれからも続けていきたいと存じます。ぜひご高覧いただき、なにとぞご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 

 敬白

ふるさと開発研究所

代 表 風間 耕司

 

写真家 風間 耕司 プロフィール
写真家 風間耕司

写真家
 風間 耕司 ・  かざまこうじ



公益社団法人 日本写真家協会
フォトグラフィック・ユニティ代表/ふるさと開発研究所 代表




昭和13年、東京に生まれる。
写真家、柴田信夫に師事し、広告写真を学ぶ。北陸の自然と風土に魅せられて永住を決意し、富山市にコマーシャル・フォトスタジオを開設し、現在に至る。
広告写真を生業とする傍ら、ライフワークとして、月刊誌「富山写真語 万華鏡」を出版し、現在に至る。
40年にわたる広告制作でストックされた作品に、新たな取材を加えて、富山の記録、特に富山の建築、富山の原風景の保存と活用について提言活動を続けている。「家族の肖像」のテーマのもと、富山県立近代美術館前庭で5年間、毎年5月5日(こどもの日)に撮影会を実施し、全国的な話題となる。県内各地、各種団体で、写真による講演「私の好きな富山、気になる富山」活動を行っている。富山県及び各自治体の委員会を多数歴任。前北日本放送番組審議会委員。

◎著書
「富山の彫刻」「富山のふるさと料理(上下巻)」「富山湾」「越中売薬版画」「住宅建築」「新建築」
「百の共感」「住まいと町並」「万葉の里」「酒と日本人」「五万石料理帳」等、他多数出版物に作品収録
◎個展
「富山の生活・文化と建築」
「万華鏡 とやま展」
「富山が見える万華鏡展」
キャンペール市(フランス)
エルフ富山ギャラリー
NHK富山ギャラリー
平村郷土館
◎受賞
北陸建築文化賞(1994年) NHKふるさと富山賞(1996年) サントリー地域文化賞(1997年)
日本写真協会・文化振興賞(1998年) とやまクリエーター大賞(2000年) Good Working賞(2004年)ふるさと教育 とやま賞(2012年)
 

日本新聞協会広告企画賞
「美しい富山」「富山の心」「富山の民家」「北陸の屋根」
「緑のなかの新産業都市」キャンペーン広告
「サントリー洋酒」キャンペーン広告等、多数受賞
全日本ポスターコンクール、カレンダー展等、多数受賞