260号─平成25年9月発行
峰本社復元
立山頂上に建つ雄山神社峰本社。平成八年(一九九六)に新しい社殿が造営され遷宮が行われたが、そのとき解体された旧社殿がこのほど室堂ターミナルビル内「遥拝殿」に復元された。江戸末期から百三十年以上にわたって頂上に鎮座し風雪に耐えてきた社殿の部材を用い、往時の姿が蘇った。
文・五十嶋一晃・川﨑政善
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259号─平成25年8月発行
自然博物園「ねいの里」
自然学習と環境教育の拠点施設として、とやま中心部の里山に設置された「ねいの里」。鳥獣保護センターを併設し、園内のビオトープには動植物に配慮したさまざまな工夫が凝らされている。地球環境が変化するなか、自然との共生を考えさせる存在としてその役割はますます重要になっている。
文・埴生雅章・清水祐一
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258号─平成25年7月発行
《高志の群像》北原俊郎
とやまを愛し、とやまで生きる「人」を紹介する《高志の群像》シリーズの第一弾。「ハテナの街のコンサート」代表の北原俊郎さんは、魚津の民話や 歴史を題材にした市民ミュージカルを制作している。平成二年の初演からこれまで八作品を上演し、現在は次の作品に向けて準備を進めている。
文・慶野達二・長谷河恵子
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257号─平成25年6月発行
農業用水
とやま一円に網の目のように張り巡らされている農業用水。かつて洪水や旱ばつに悩まされ続けた先人たちが、数々の困難を乗り越えて築き上げてきた ものである。電源開発やダム建設など、豊かな水を活かす取り組みが進められるなかで、農業用水にも先進的な技術が取り入れられてきた。
文・橋本正義・佐伯安一
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